基本領域
皮膚科専門医の概要と取得条件
科目概要
皮膚科専門医とは、皮膚科の診療領域における十分な知識やスキル、診療・手術経験を身につけた医師を示します。皮膚科専門医になるためには、2年間の初期臨床研修を終えたあとに5年以上の皮膚科臨床研修を修了。その後、皮膚科専門医の認定試験に合格することで取得できます。
所属学会
公益社団法人 日本皮膚科学会
専門医数
6,936人
専門医機構認定専門医数:0人 ※1
専門医機構認定専門医数:0人 ※1
性別比(男:女)
病院 44.5:55.5 ※2
診療所 53.8:46.2
診療所 53.8:46.2
平均年収
1,608万円 ※3
専門医取得条件
詳細については以下を参照
皮膚科専門研修プログラム整備基準(第10版) 【出典】皮膚科専門医制度委員会/皮膚科研修プログラム委員会専門医更新条件
詳細については以下を参照
日本専門医機構認定 皮膚科専門医更新基準 【出典】公益社団法人 日本皮膚科学会専門医試験受験者数
220名(令和2年度/2020年度)
専門医試験合格者数
177名(令和2年度/2020年度)
専門医試験合格率
80.5%(令和2年度/2020年度)
- ※1 令和3年8月時点
- ※2 令和2年12月31日時点
- ※3 令和2年10月時点のドクタービジョン掲載求人をもとに平均値を出しています
皮膚科学は人類の健康としあわせのために/皮膚科専門医
公益社団法人 日本皮膚科学会は、21世紀に果たすべき役割として、生活環境の変化に関連づけられる諸疾患の原因究明、医療体制の充実、新しい治療薬の開発などをあげています。また、皮膚科領域は、遺伝子レベルでの病態解明や治療の開発についても成果が出ており、今後ますます発展していく領域と言えるでしょう。
世界のなかでも主導的な役割を果たすようになった日本の皮膚科領域では、さらなる進歩と普及、学術文化の発展のために貢献できる人材が求められます。自らの希望するキャリアがその診療科で実現できるかどうか、一度考えてみてはいかがでしょうか。