ドクタービジョンでは
女性医師の“私らしく働く”
を応援します
医師としてのキャリアを築いていきたいと考える一方で、
結婚・出産などのライフイベントを機に、
働き続けられるか悩む女性医師も少なくなく、課題が浮き彫りになっています。
ドクタービジョンでは女性医師がより“私らしい”働き方を実現できるよう、
長期的なキャリア形成の支援を目的に様々な情報を提供しています。
ドクタービジョンを利用した
女性医師の就業者が増えています
ドクタービジョンを利用して就業された女性医師の人数※は2019年度126%、2020年度246%、2021年度411%と、毎年増加傾向にあります。また、多様な雇用形態での就業を支援しており、ご自身の志向やライフイベントなどの環境に合わせて常勤・非常勤・スポット勤務での就業を実現しています。中でも常勤で勤務される女性医師の数は増え、2020年度はコロナ禍の影響で一時減少しましたが、その後2021年度には増加傾向に転じています。※前年比
女性医師の現状
2020年時点では約33万人の医師のうち女性医師は約7.7万人と全体の約22%を占めています。20年前の2000年時点での女性医師人数3.4万人と比べると、2倍以上に増加しています。しかし、諸外国の女性医師比率は、アメリカが30.8%、ドイツが40.6%となり、依然として日本の女性医師比率は低い状況といえます。
- ※厚生労働省の「令和2年(2020年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」
- ※厚生労働省の「平成12年(2000年)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況」
- ※OECD Health Data2011
女性医師が抱える悩み
-
仕事復帰をしたい
-
医師として
働き続けるか… -
プライベートの
時間を確保したい -
専門医取得の
タイミング -
将来の働き方
について
まだ転職予定でない方も、
ご相談のみ歓迎!
お気軽にご相談ください。
事例紹介
内科
(30代)
現在2人の子育て中。2人目の子どもの出産をきっかけに、勤めていた病院を休職。子育てに専念していたが、夫の転勤に伴い引っ越してきた先で子どもを保育園に預けることができたため、仕事復帰。休日を医師である夫と合わせることで、プライベートの時間も充実。家族と過ごす時間が増え、家庭に笑顔も増えた。
- Before
-
- 雇用形態:
- 常勤(育休中)
- 施設種別:
- 大学病院
- 労働時間(残業時間)
- 9時~18時(残業なし)
- 勤務日数、休日:
- 週4日勤務/土日祝休み
- 困っていたこと:
- 仕事後すぐにバタバタとお迎えに。夫とは休みが合わずすれ違いがち。仕事も家庭も慌ただしい毎日。
- After
-
- 雇用形態:
- 非常勤(掛け持ち)
- 施設種別:
- クリニック
- 労働時間(残業時間):
- 9時~14時(残業なし)
- 勤務日数、休日:
- 週3日勤務/火水日祝休み
- 叶えられたこと:
- 保育園のお迎えまでの時間に余裕ができたことで家事もスムーズに。夫や子どもと過ごす時間も増えた。
退勤後すぐにバタバタと保育園のお迎えに。夫とは休みが合わず、家事と仕事との両立に難しさを感じる日々...。
- 略歴
- 大学卒業後、内科医として勤務し数年後、医師である夫と結婚。第二子の妊娠をきっかけに休職。
- 働き方
- 休職前の働き方は常勤、週4日、9時~18時までの勤務。残業なしだったが、保育園のお迎え時間までに猶予がなく、いつもバタバタと子どものもとへ。家事と仕事の両立に追われ、夫と休みも合わず困っていた。
- 転職のきっかけ、理由
- きっかけは夫の転勤。転居先で保育園に預けることができたため、仕事復帰をしたいと思いコンサルタントへ相談することに。
- 転職を考えた際に希望した条件
- 電車の通勤可能な範囲かつ、専門外来が可能
- できる限り夫と休日を合わせたい
- 余裕をもって子どものお迎えに行ける時間帯に仕事を終えたい
- 当直なし、転勤なし
- 9時~16時までの時短勤務を希望
- 家族構成
- 夫、3歳と0歳の子の4人家族
働き方にゆとり。子どもとの時間も笑顔も増えた
- 働き方
- 子育て中の医師に対して手厚いクリニックに就職。急な子どもの体調不良の場合は、早上がりも可能。保育園の行事などがある場合、前もって相談があれば、そちらを優先させてもらえる環境。希望の休み以外に、平日にクリニックの休みあり。
- 転職を決意した決め手
- 自宅・クリニック・保育園の3箇所の距離が近かったこと。また、子育て中の女性医師に対し、手厚いサポートや理解がある職場だったため。
- 実現したこと
- 仕事が終わってすぐバタバタと保育園にお迎えに行くのではなく、勤務を14時までにしたことで、お迎えまでの時間に余裕ができ、心に余裕を持つことができた。家事の時間や子どもと過ごす時間が作れる生活を手に入れることができた。
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呼吸器内科
(30代)
週5日間、常勤で勤務していたが、仕事と家庭の両立に難しさを感じ転職活動を開始。将来的にもこのまま常勤で働きたいという想いを持ちつつ、数年間は働き方にこだわらず子育てを優先させると決めていた。縁あって、週3日・非常勤で働ける職場に転職。転職先は子育て中の医師も多く、時短での勤務も相談可能。実際に勤務してみると専門領域の患者さまが多く、専門性を持ちつつ自身のキャリアを継続しながら、子育ての時間も確保できている。
- Before
-
- 雇用形態:
- 常勤
- 施設種別:
- 病院
- 労働時間(残業時間)
- 9時~17時
- 勤務日数、休日:
- 週5日勤務/土日祝(当直あり)
- 困っていたこと:
- 週5日フルタイムで勤務をしながら、2人の子育てを両立することに難しさを感じていた
- After
-
- 雇用形態:
- 非常勤(日勤のみ)
- 施設種別:
- 病院
- 労働時間(残業時間):
- 9時~17時
- 勤務日数、休日:
- 平日週3日勤務/土日祝日休み(当直なし)
- 叶えられたこと:
- 子育て優先の環境で、仕事をセーブしつつ働き甲斐も手に入れた
仕事と、幼い子ども2人の子育てとの両立に限界を感じ始めていた
- 略歴
- 大学卒業後、呼吸器内科として勤務。夫との間に2人の子どもに恵まれ、医師として研鑽を積みながら、子育てと何とか両立する毎日。
- 働き方
- 常勤医として、週5日フルタイムでの勤務。まだ幼い子ども2人の育児をしながらの両立に限界を感じつつあった。
- 転職のきっかけ、理由
- 仕事と子育てを両立してきたが、今後数年間はもっと子育てを優先したいと思い、転職を決意。下の子の保育園入園に合わせて転職ができるよう、コンサルタントに相談した。
- 転職を考えた際に希望した条件
- できれば週3日勤務、難しければ週4日での勤務
- 子どもの保育園の送迎のため、朝8時に自宅を出て間に合い、夕方18時までに地元の駅に戻れる場所
- 車通勤の場合、高速を使わずに行ける範囲内
- 年収1,000万円以上
- 家族構成
- 夫、保育園に通う子ども2人の4人家族
ワークライフバランスも、働き甲斐も手に入れた。
- 働き方
- 希望していた週3日勤務で入職。比較的ゆっくりと患者さまに向き合える環境の中、自分の得意分野もかせて、やりがいのある新設の科の立ち上げポジションも任せていただけることに。
- 転職を決意した決め手
- ワークライフバランスが取れる点や、自宅からの距離が近かったこと。 週3日での勤務が可能で 、子育て中の医師が多数活躍している職場に出会い入職を決意。
- 実現したこと
- 入職した病院は、子育て中の先生も多く、時短勤務の相談が可能。「週4、できれば週3勤務で働きたい」という希望も聞き入れてくれた。同期入職にママ医師が多かったのも心強かった。面接時、自分が専門としてきた科が入職先にないということを聞いたが、仕方がないと思っていた。そのため当初は数年勤務した後、自分の専門とする科のある他院へ再度転職しようと考えていた。しかし実際に働いてみると、研鑽を積んできた専門分野の経験が求められることが多く、結果的に新設の科を立ち上げる運びとなり、仕事をセーブしつつも大きな働き甲斐も手に入れた。
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お役立ちコンテンツ
インタビュー記事
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「多面的キャリア」を持つ女性医師が語る、自分らしい働き方 <循環器内科医・福田芽森先生>前編
循環器内科医のほか、産業医や企業でのAI開発担当、サイエンスライターなど、幅広い分野で活躍されている福田芽森先生。前編では、医師になろうと思ったきっかけや循環器内科を選んだ理由、医師としてのキャリアプランについてお話を伺いました。
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臨床医・産業医・AI開発支援・ライター。1つじゃなかった「私らしい働き方」の現在地 <循環器内科医・福田芽森先生>後編
臨床医・産業医と、興味をきっかけに広がった複数のキャリア。後編では、これからの働き方やキャリア形成にお悩みの方に向けて、福田先生が「私らしい働き方」を叶えるために大切にしていることを伺いました。
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子育て・家庭・仕事...女性医師の「自分らしい働き方」の選び方とは? <麻酔科医・森田麻里子先生>前編
自分らしい働き方とライフプランの両立に悩む方々に向けて、森田麻里子医師に、「私らしい働き方」をどのように選ばれたのか、そのユニークな視点やキャリアに関する考え方を教えていただきました。
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3児のママ医師が教える、女性医師の妊娠・出産・子育てノウハウ <麻酔科医・森田麻里子先生>後編
妊娠・出産といったライフステージの変化に合わせて自分らしいキャリア形成をしたいとお考えの女性医師のために、子育てと仕事の両立について、ママ医師ならではのノウハウやマインドを語っていただきました。
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仕事と家庭を両立するからこそ、ライフステージにあわせた選択肢が理想のキャリアにつながる。
キャリアと私生活を映す 女性医師のスケジュールを公開。私らしく働く女性医師にインタビュー シリーズ第一弾。今回は定期の非常勤として4つの職場を掛け持ち、フリーランスとして働く眼科医・ちばぽん先生に、理想の働き方を歩み始めたからこそ見えてきた、柔軟な働き方を叶えるために大切にすべきことを教えていただきました。
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