尾藤先生メッセージ:
患者と医師とのやり取りは
「異文化コミュニケーション」
患者「本当にインスリンが必要なんでしょうか?」
医師「先ほども説明しましたが、あなたの糖尿病の状態は深刻です。最悪死に至ることもあるんですよ」
以上のようなやり取りは日常診療でしばしば聞かれます。ここでの「先ほども説明しましたが」という言葉からは「なぜ何度も説明しているのに理解してくれないのか!?」という焦りを感じます。きっと議論が平行線のまま進展しないのでしょう。では、なぜ進展しないのか?おそらくそれはこの患者さまの理解力に問題があるわけではありません。
患者「私は患者失格ですね・・」
医師「そんなことありませんよ。これから頑張っていきましょう!」
なんとなくよさげなやり取りにも聞こえます。私には、せっかくのコミュニケーションのチャンスがきれてしまった状況のように理解します。
今回のお話は、患者さまとのやり取りにおいてなかなかうまくいかないときの構造と、その状況をどのように乗り越えるかについて。そして逆に、表面上はうまくいっているようなやり取りが実は大きな断絶を生んでいるような構造と、その状況に気づいていく技術についてをなるべくリアリティをイメージいただけるようにお話したいと思います。ぜひご視聴ください!
講演内容
-
コミュニケーションの理解は接遇技術とは異なる
-
わかりあおうとする態度は、しばしばコミュニケーションの障害となる
-
「共感的な対応」は、時に共感の障害となる
-
意思決定「支援」から、意思決定「関与」の視点、そして実践へ
【無料】アーカイブ視聴に申し込む
-
東京医療センター内科医長
尾藤 誠司(びとう・せいじ)先生
1990年岐阜大学卒業、1992年長崎医療センターで初期臨床研修を修了、1996年UCLA公衆衛生大学院卒業(科学修士)等を経て1997年よりNHO東京医療センター総合内科に入職。現在に至る。総合内科医として診療に携わりつつ、臨床倫理コンサルテーションや医療コミュニケーションに関する研究事業、社会発信を行っている。趣味のロックバンド“Haloperidolls”の代表曲は「固有名詞で愛されたいの」「向いたほうが前」「STOP!身体抑制」「No Drug, No Life」など。
・ WEBサイト「うまくいかないからだとこころ」
・ ”尾藤誠司 note”
・ YouTube “B氏とM氏の今夜もプライマリ・ケア”, “Haloperidolls”
※プロフィールは公開当時の情報に基づきます。
こんな方におすすめのウェビナーです
- 外来や回診など、業務に必要なコミュニケーションスキルをつけたい方
- 「なぜうまくいかないのか?」と患者さまとのやり取りで感じたことのある方
- 若手指導において、「コミュニケーション」の伝え方を模索している方
患者さまの意思決定「関与」の視点について興味が湧いた方や、コミュニケーション構造そのものに関して理解を深めたい方もぜひご視聴ください。
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- お申し込み
- イベント申し込み、またはアーカイブ動画の登録ボタンを押下し、フォームに必要事項をご入力のうえお申し込みください。
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- ご登録いただいたメールアドレスに、イベント参加用URL(※)/動画視聴用URLをお送りいたします。
(※)イベント参加の場合はURLはイベント開催3日前以降にお送りします。
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- 視聴方法
- 【イベント参加の場合】
開催当日は参加用の専用URLをクリックしてご参加ください!登壇者に質問なども可能です。
- 【動画視聴の場合】
動画はいつでも・何回でも視聴可能です(※)。
(※)期間限定の動画もあるため、お早めの視聴を推奨します。
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注意事項
- 本動画は医師向けの内容となっているため、医師ではない方のお申し込みはご遠慮ください。
- インターネット通信料金はお客様のご負担となります。動画のため通信量が大きくなる可能性がございますのでご注意ください。
- 動画の二次利用やSNSでの拡散、視聴URLの拡散は固く禁止いたします。発覚した場合は厳正に対処させていただきます。
- 予告なく動画を削除する可能性がございます。申し込み後はお早めにご視聴ください。
- 本ウェビナーは、PC/タブレット/スマートフォンなどからご参加いただけます。タブレットやスマートフォンの場合、「Zoom」アプリのダウンロードが必要です。会員登録は不要、無料でご利用いただけます。
提供元 ドクタービジョンについて
ドクタービジョンは、医師の先生方のキャリアプランやライフスタイル、ご経験・スキルなどを尊重し、当社の持つ豊富な求人情報とネットワークを駆使して、医療機関を無料でご紹介するサービスです。
その一環として、先生方のさらなるご活躍に向けて、医療知識の収集やキャリアプランの検討に役立つコンテンツ提供やイベント開催などを行っております。「医師としてやっていけるのか」という潜在的な不安の解消を目指すものでもあり、前向きにキャリアを歩まれてほしいという、当社の想いです。
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東京医療センター内科医長
尾藤 誠司(びとう・せいじ)先生
1990年岐阜大学卒業、1992年長崎医療センターで初期臨床研修を修了、1996年UCLA公衆衛生大学院卒業(科学修士)等を経て1997年よりNHO東京医療センター総合内科に入職。現在に至る。総合内科医として診療に携わりつつ、臨床倫理コンサルテーションや医療コミュニケーションに関する研究事業、社会発信を行っている。趣味のロックバンド“Haloperidolls”の代表曲は「固有名詞で愛されたいの」「向いたほうが前」「STOP!身体抑制」「No Drug, No Life」など。
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・ YouTube “B氏とM氏の今夜もプライマリ・ケア”, “Haloperidolls”※プロフィールは公開当時の情報に基づきます。
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